Diary 2015. 6 |
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6月20日 (土) 初めての定期演奏会 by さはっしー@BK1年生 初めての定期演奏会の模様をレポートしたいと思います。 第12回定期演奏会、当日はうれしいことに快晴! 諸先輩方によると、季節柄もあって演奏会当日に快晴になるのは珍しい、とのこと。 集合場所へ着いてみると、Eちゃんから当団の最重要ワードである"ようかん"の差し入れが。 これできっとバッチリ! いつも通り体操→発声後、リハーサル〜本番までは怒涛のように過ぎていきました……。 舞台裏には 「潔く!」 「世界はハラミでつながっている」 といった、R先生のありがたいお言葉の数々。 今回取り組んだ難曲たちと、私たち団員の奮闘ぶりを間近で見てきたからこその、温かなひとことたちです。 まずは第1ステージ、出だしのユニゾンから広がるハーモニーが美しいコルネリウスのレクイエムから始まります。 今回の演奏会に向け、最初に譜読みを始めたのがこの曲。 一つ一つの音をかみしめながら丁寧に楽譜を読み進めるやり方に、正直なところ「間に合うのかな?」と思うこともありました。 しかし本番では、地道な努力の甲斐あって、きちんと届けることができたのではないかな、と思います。 ドイツ語の発音と発声の両立など、まだまだ課題もたくさんありますが……。 続く第2ステージは三善晃のその日-august 6-。 戦後70年、惨劇を忘れてはならない、という今回の演奏会のテーマの背骨のような大切な一曲です。 調性は分かりにくいわ(というか、ほとんどない?)拍も目まぐるしく変わるわ、 取りづらい音程のオンパレードだわ、と本当に手強い作品でした。 難しい曲でしたが、音程・リズムなど技術面でとても勉強になることが多かったです。 第3ステージ、チルコットのヨハネ受難曲では、 2曲の讃美歌を会場の皆様と共に歌う、というスペシャル企画が。 讃美歌のメロディが会場中を包み込んで、まるで教会の中にいるかのようなひとときでした。 舞台と客席の受信発信、ご来場された皆さまにとってもなかなか面白い経験だったのではないでしょうか? このステージでは、語り手(エバンジェリスト)の児玉さん、イエス役の金沢さん、そしてソプラノ歌手の大隅さんと素晴らしいソリストの方々にご共演頂きました。 合わせの練習では歌声に聴き入ってしまい、うっかり乗り遅れてしまうことも…。 ソリストとのスリリングな掛け合い、オルガンの荘厳な音色にのせて歌う経験は、高揚感あふれるものでした。 学生時代以来久しぶりに乗ったステージはとても緊張しました。でも楽しかった! 本番まで約1年やってきて長いかなー、と思っていたけれど、終わってみればあっという間。 やり残したことも沢山あって名残惜しい気はしますが、新しい曲との出会いも楽しみです。 そして!次回の演奏会に向け、ブルーメンクランツでは新しい仲間を大募集しています!見学3回まで無料で参加できます。 来年は私たちと一緒に歌ってみませんか? お問い合わせはお気軽に!お待ちしています。 |