Diary 2009. 6
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6月28日 (日)  ありがとうございました! byいたじゅう

昨日のブルーメンクランツの第6回定期演奏会にご来場頂いた皆様、
お手伝いして頂いた皆様、共演して頂いた皆様、
本当に本当にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。


全ステージで心を込めて歌ってきました。
来て下さったお客様一人一人に心を伝えることができてたらいいのですが…。


打ち上げで朝4時過ぎまで飲んでいたため、
これを書いている今(18時)でもまだ微妙に酒が残った状態です(笑)

来週はお休みで、再来週から今度はコンクールに向けての練習がスタートします。
再出発を切ったBKの次なる挑戦が始まります。


でも、今日いっぱいくらいは余韻に浸っていようと思います。


取り急ぎお礼とご報告まで。


6月21日 (日)  バッハとの不思議な縁 byいたじゅう

土曜日のオケ合わせとこの日のオルガン合わせ・ピアノ合わせが終わり、
いよいよ定演を迎えるだけとなりました。


今年の定演はバッハで幕を開けます。

3年前、つまり第3回定期演奏会が僕にとってBKにおける初ステージでした。
その時の第一ステージもバッハでした。

僕は大学に入ってから合唱を始めたのですが、1年生の時に生まれて初めて乗った演奏会の
最初のステージもバッハ、しかも今回と同じモテット5番でした。
合唱人生の出発地点にはいつもバッハがいたのです。

奇しくも今年のテーマは「繰り返しからの再出発」。
再スタートを切ろうという今回の定演。

ここにもバッハがいました。

というわけで、僕個人にとっても、今までの合唱人生を振り返るいいきっかけでした。

何が何だかよくわからないままに何となく歌っていた学生時代のバッハ。
歌う喜びを覚えた2回目のバッハ。
3回目のバッハは表現する楽しさを覚えた上、以前より少しだけ技術的にも成長した気がします。

ええ、ほんの少ーしだけですが。

でも成長していることが実感できるとますます楽しくなりますよね(^-^)


個人的なことばっかり書いてしまいましたが、もちろんBKは団としても成長しています!(※)
去年より少しでも成長した部分をお見せすることで、
再出発への決意表明とさせて頂ければな、なんて考えています。


定演にご来場頂ける皆様、本当にありがとうございます。
皆様と会場でお会いできることを楽しみにしております。

残念ながらいらっしゃれない皆様、いつも応援ありがとうございます。
次回の日記で「最高の演奏をしました!」とご報告できるよう、頑張ります!



※団員の皆様、このように言い切ってしまいましたので、
 いい演奏をしましょう!(笑)


6月14日 (日)  合宿レポート byいたじゅう

この土日でBKは八王子に合宿に行ってきました。

最初の練習メニューはVasks。
ファミコンでも演奏したので一度暗譜した人がほとんどですし、
曲の完成度としては一番安心できる感じです。
たぶん。
響きがきれいな曲です。
ちゃんと歌えれば。
…あ、も、もちろんちゃんと歌いますので、きれいな響きを楽しんで下さい!<お客様


次の練習メニューは信長。
昨年の寺嶋陸也のシアターピースの練習の時と同様、歌詞に出てくる単語のイメージや
強弱記号などにどのような意味を持たせるかを言葉にするトレーニングを行いました。

例えば「はじめての」という言葉のイメージについて、数人に聞いてみると、
「緊張」「不安」といったマイナスのイメージから、
「ワクワク」「期待」といったプラスのイメージまで、
感じ方は人それぞれのようです。
同じ言葉であっても、人によってこうまでイメージが違うのか!と感動です。

感じ方は強制されません。
自分が感じたことを表現していきましょうね。

そして群を抜いたユニークぶりを発揮したのはK太氏でした。

残念ながらここでは書けませんが、今年の流行語大賞の候補に挙げられることでしょう。
その言葉が何なのか、気になる方は本人あるいは団員の誰かに聞いてみて下さい(笑)

それからおいしい晩ご飯で至福の一時を過ごした後はバッハの練習。

うん、これは大変でした(汗)
母音と子音の分離、自分ではうまく出来ているつもりでしたが、甚だしい勘違いでした…orz
久住先生にもみっちりご指導頂き、何とか理解できました。
後は繰り返し学習して自分のものにするだけです。
定演直前とは言え、この時期に気がついて本当によかった!
恥は早めにかいとくものです。

他にもたくさん注意を頂きました。
子音のタイミングが遅くて母音が短いからレガートに聞こえないしリズムがすっ転ぶんですよね。
ずーっと言われ続けてきたことですが、なかなか難しいものです。


その後の連絡の時間にビックリの発表が!
団員のO氏とMさんが結婚するとのこと!!!
この微妙なタイミングを発表の場に選ぶのがお二人らしいと言えばお二人らしいのですが(笑)、
兎にも角にもめでたい話です。
練習の疲れも吹っ飛びました!
お幸せにね、お二人さん♪


夜の懇親会は、もちろんその二人をサカナにして盛り上がりました!
任意参加だったのですが、数名を除いてほぼ全員が参加。
5月に入団したばかりなのに2ステージに乗るという離れ業を見せてくれた
新メンバーのTさんの飾らない姿(笑)を見ることができたりもして、
とても楽しく過ごせました。

翌日、朝ご飯がおいしくて、2回もおかわりしちゃいました(*^-^*)

朝の体操代わりに木漏れ日の中を散歩。
山の向こうに向かっての発声練習。
八王子の自然を思いっきり堪能しました。

写真はその時に撮ったアジサイです。
満開でした!


さて、午前の練習はバッハの続きから。
少しは見えてきたような気がします。
気がする、では困りますよね、あはは!←笑いごとではない


午後はペルトを通しました。

…が、通りませんでした(汗)

この曲が一番ピンチですね。
団員の皆さん、自分の課題はよーくわかったはずです。
次回のオケ合わせまでに、徹底的な復習をしておきましょう!

もちろんペルトに限らず、どの曲もしっかり復習しましょうね。
最後に技術委員長からも一言あったように、この先はこれまでやったことを忘れないことが大事ですし、
本番を意識した振る舞い(楽譜の持ち方、ページのめくり方など)が必要です。

そうそう、この時間帯に、休団中のF夫妻が1歳になったばかりののMちゃんを連れて遊びにきてくれました。
僕は以前F氏宅へ遊びに行った時にMちゃんに大泣きされた経験があったので少し緊張していたのですが(笑)、
ご機嫌だったMちゃんは僕の顔を見るとやっぱり泣きだしました。

おいらの方が泣きたいよ…orz

でもかわいい赤ちゃんを見てみんな癒されました。
Fファミリーの皆さん、ありがとう☆


やっぱりなんだかんだありましたが、結論収穫の多いいい合宿になったのではないかと思います。
今回の合宿のスローガンである「無事故無違反、無病息災!」も十分達成したと言えるでしょう。

後は定演に向けて集中していきます☆

20090614-1.jpg



6月12日 (金)  いざ! byいたじゅう

BKは明日から直前合宿に突入します。

場所は八王子のセミナーハウス。
去年も使った場所なのですが、自然に囲まれていてとても空気がおいしい
合宿にはうってつけの場所です。

この合宿が終わると、来週のオケ合わせ・ピアノ合わせを経て27日の本番を迎えます。

皆さまに楽しんで頂ける演奏をすべく、1泊2日で先生方にみっちりと鍛えて頂きますので
どうぞご期待下さい!!

チケットもまだ少し余っています。
どうぞ左側の「連絡フォーム」ページよりお求め下さいませ☆


6月7日 (日)  初オペラの感想  byいたじゅう

我らが小林昭裕先生は、今月から来月頭にかけてのわずか1か月のうちに、
その人生の中でもベスト5に入るであろう大イベントを3つもこなします。

一つは7月5日の結婚式。

一つは6月27日のBKの定期演奏会(笑)

そしてそれらに先駆けて行われたのが、本日の二期会オペラ主演デビュー公演なのです。

演目はモンテヴェルディの「ウリッセの帰還」。

ギリシア神話に出てくる英雄オデュッセウスが、トロイア戦争で勝利を得た後
故郷に帰るまでの物語の、最後の方の部分をオペラにしたものです。


無学無教養を晒すようで気恥かしいのすが、僕はオペラを見たことがありませんでした。

オペラは「チケットが高いし、(外国語なので)何を言っているのかわからないし、
上演時間が長いし、上流階級の人が嗜むイメージがある」という、
僕のような与太者は近付きがたい要素がいくつも揃っていたためです。

今回は小林先生の記念すべき舞台ということで、正直義理で見に行ったようなものでした(笑)

しかし、見に行って本当によかった!

題材が僕が好きなギリシア神話だったこともありますが、何よりも字幕スーパーがあったことは
本当に驚きで、そのお陰でストーリーはよく理解できました。
役者さん達の演技力も素敵でしたし、舞台装置や小道具も凝っていましたし、
ちょっとしたコメディ的なシーンもあって、とても楽しめました。

一緒に聞きに行った人に話を聞くと、演技だけでなく、楽器や演出などについても色々語り出してしまい
僕はついていけませんでしたが(笑)、みんな楽しめていたようです。

それにしてもやっぱり我らが小林先生の存在感は圧倒的でした!

登場したシーンはなぜかお尻を客席側に向けていて笑えましたが、
演技力も声量も表現力も、出演者の中でもピカイチだった…と思うのはきっと判官びいきでしょう(笑)


登場人物の中で、威張るだけ威張って腕力はからっきしという食いしん坊の太っちょがいて、
僕は彼に感情移入しまくっていたのですが、小林先生演じるウリッセにコテンパンに
やっつけられてしまいました。

このカタキは定演後に討ってやるぞ、イーロ!
酒で(笑)