団紹介:混声合唱団BlumenKranzのご紹介

混声合唱団ブルーメンクランツのさまざまな情報をお伝えするコーナーです。
どんな人が指導しているのか?どんなメンバーがいて、
どんなコンセプトで活動しているのか?
といった疑問にお答えいたします。

[最終更新:2019年10月6日]

■INDEX: 団の概要指導者紹介メンバー構成団名の由来コンセプト(活動方針)沿革トップページへ戻る

団の概要
  • 発足:2003年3月
  • 常任指揮者:小林昭裕(東京芸術大学大学院修了)
  • 活動目標:年1回以上の定期演奏会を開催すること
    (第17回定期演奏会は2020年6月頃、開催予定。)
  • メンバー:20〜40歳代の合唱経験者の社会人が中心。正団員約20名、登録団員約50名。
  • 団費:月6000円(学生・アルバイター・専業主婦/主夫割引:月4000円)
  • 練習:原則週1回、日曜日午後(合宿が年2回有り、定期演奏会の直前には土曜日に臨時練習が入ることがあります。)
団員の身上変化等に応じ若干の人数変動はありますが、平均して20名弱の規模で活動中です。
団員の多くが働き盛りということもあり、忙しい生活を送っていますが、団員のモチベーションは高く、限られた時間の中でできるだけ充実した活動を行い、参加する人が楽しく、聞きに来る方に何らかの感動をお届けできる合唱団となるべく、毎週精進を続けております。

当団は、週1回、毎週日曜日の午後に練習を行っており、扱う曲は、クラシックと現代合唱曲が中心になります。

当団の活動の最大の目標は、年1回の定期演奏会の開催です。また、実力向上の機会として、年によってコンクールや合唱祭への出場、ミニコンサート、演奏旅行などにもチャレンジしています。

団の雰囲気は、いつも活気があり、楽しく和気藹々としています。団員が互いに思いやりをもてる、暖かさのある団体でありたいと常に心がけております。

指導者紹介
指導者:常任指揮者・音楽監督 小林昭裕 (こばやし あきひろ)
  
 三重県伊勢市出身。慶應義塾大学経済学部卒業。 東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院音楽研究科修士課程声楽専攻(オペラ)修了。
 東京アーティスティック・ソロイスツを率いて、管弦楽付合唱作品の本邦初演指揮多数。ドブロゴス、浅井暁子、上田真樹、田上英江、野本洋介、松本望、山田香等作曲家への委嘱・初演指揮の活動を行う。オペラの分野でも指揮及び副指揮、合唱指導を担当。2018年5月、フンパーディンク《ヘンゼルとグレーテル》(ハイライト)を指揮。合唱指揮を務めた、秋山和慶指揮 東京交響楽団「第九」がキングレコードより2017年リリースされた。
 また自身もバリトン歌手として《ウリッセの帰還》(ヘンツェ版本邦初演二期会公演)《ナブッコ》《リゴレット》《ジャンニ・スキッキ》各タイトルロールの他、 《フィガロの結婚》《コシ・ファン・トゥッテ》《魔笛》《愛の妙薬》《椿姫》《道化師》《こうもり》等のオペラに主演。
コンサートソリストとしても「第九」《メサイア》《ドイツレクイエム》《カルミナ・ブラーナ》、三大《レクイエム》などに出演。東響、読響、東京シティフィル、東京ニューシティ管、神奈川フィル、名フィル、群響といったプロオーケストラと共演し、その歌唱は毎日新聞、音楽現代、モーストリー・クラシック上で称賛された。
 混声合唱団ブルーメンクランツ、混声合唱団 AUREOLE 音楽監督・常任指揮者。学習院女子大学女声合唱団指揮者。立教大学メサイアトレーナー。 足利市民会館専属「足利オペラ・リリカ」副音楽監督・研究科講師(声楽・合唱指導)。二期会会員。

 伊勢高校在籍時より合唱を始め、慶應義塾大学時代に同大学混声合唱団楽友会にて学生指揮者を務める。その合唱キャリアの中で才能を開花させ、同大学卒業後に音楽家の道へ進む。

 当団ブルーメンクランツにおいては、常任指揮者・音楽監督であるとともに、かけがえのない仲間でもある。その理論的かつユーモア溢れる指導は非常にわかりやすく的確で、団員に絶大な信頼を寄せられている。
ピアニスト:久住綾子 (くすみ りょうこ)
  
 東京芸術大学附属音楽高等学校を経て同大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。同大学大学院修士課程(ピアノ)修了。

 1994年第48回全日本学生音楽コンクール東京大会中学の部奨励賞。1996年第50回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部第2位。第7回埼玉ピアノコンクールE部門金賞受賞。1998年第9回埼玉ピアノコンクールF部門金賞、埼玉県知事賞受賞。
 第22回PTNAピアノ・コンペティション ソロ特級部門銀賞、ソニー賞受賞。2001年学内モーニングコンサートにて芸大オーケストラと共演、ショパンのピアノ協奏曲を演奏する。大学院在籍中、東京芸術大学大学院声楽科のティーチングアシスタントを務める。大学院修了時に東京工業大学入学式のコンチェルトソリストに選出される。
 2005年11月、2007年11月、2016年9月にソロリサイタルを、また2007年3月、2008年5月、2018年4月にピアノデュオリサイタルを開催し、好評を博した。

 ピアノを荻野千里、平井丈二郎、角野裕、伊藤恵の各氏に師事。現在、様々なコンサートでピア二ストとして活躍するほか、コレペティトル(歌手の練習伴奏のほか歌唱・発声や表現の指導も行うピアニスト)としても活動の幅を広げている。
 聖徳学園音楽学部講師。日本声楽家協会コレペティトル会員。

 当団ブルーメンクランツにおいては、ピアニストとして第2回定期演奏会以来、共演を重ねている。また、創団以来音楽作りや発声のコーチとしても重要な役割を果たしており、出演するステージ以外の指導も行っている。

メンバー構成
ボリュームとパートバランス

Soprano 6/Alto 6/Tenor 1/Bass 1(2019年10月現在、活動団員のみ)。
いずれのパートも、一緒に歌ってくださる方を大募集しております。

メンバーの属性に関して

構成メンバーの職業はさまざまです。現在のメンバーの年齢は30代〜40代が中心です。 勤め人もいれば主婦もいます。
もともとは大学時代に一緒に歌っていた仲間を中心に発足しましたが、現在はさまざまな方にご参加いただいて声・音楽・人間関係のヴァリエーションが増してきています。今後ともこのサイトでの宣伝や各種演奏会でのチラシによる団員勧誘活動を通じ、ますます団員の多様性を広げていきたいと考えております。

団名の由来
BlumenKranzの由来
  
BlumenKranzとは、それ自体1単語で「花輪」という意味です。(ドイツ語)
この名前には2つの意味があり、1つめは、常任指揮者小林氏のあだ名「BK」の語呂合わせです。(小林→ばーこー→BK)2つめは、草花を編んで美しい形を作り上げる花輪(花冠)というものを、一人一人の力をあわせて美しい音楽に織り上げる合唱という芸術になぞらえたイメージです。BlumenKranzという言葉は、Blumen(花)という女性名詞とKranz(花冠/葉冠)という男性名詞を組み合わせた言葉です。そこには、丈夫でしっかりした草花で編んだKranz(男声)の上を、咲き誇るBlumen(女声)が鮮やかに飾るというイメージを重ねることができます。

命名決定の経緯は、団員からの募集した案を団員投票にかけたというきわめて事務的なものではありましたが、合唱団としては美しい名前であると考えています。少々長く読みにくいのが難点ではありますが・・・なお、通常はカタカナの「ブルーメンクランツ」、あるいは略称の「BK」(読み:ビーケー)を使用しております。

団のコンセプト
■音楽的コンセプト

世に合唱団が数ある中で、当団の「ウリ」は、「同時代性」であると考えています。
指導者も団員も同世代であり、かつ「若きプロ」vs「音楽と人生を心から楽しむアマチュア」という立場で互いに音楽に対して真剣に向き合うときに生まれてくるものこそ、歴史や経験の豊富な他団体には生みだし得ない当団ならではの音楽である、と考えております。

こういった特性を生かすために、常任指揮者が示している当団の音楽方針は以下のとおりです。
  • 古今の名曲も大切にしつつ、現代の若手作曲家の作品を積極的に取り上げていきます。
  • 同世代の若手演奏家(現役音大生や新進気鋭のプロ奏者)の方々とのコラボレーション(室内楽つき合唱曲の演奏)に取り組みます。
■運営面コンセプト

運営面の団体コンセプトは、「生活も音楽も大事にしたい人が続けられる合唱団」。
活動は原則として日曜の午後に限定しつつ、1回1回の練習で発声、音程のケアから音楽作りまでフォローし、内容の濃い活動を行うことで、平日に音楽に関わる時間が取れなくても、自己満足だけでなく演奏会でお客様を楽しませることのできる合唱団となることを目指しています。
当団には、家庭持ちの者もいますし、多忙な職業の者も多くおります。
また当団のみに参加している団員もいれば、他団と掛け持ちをしている団員も存在します。
しかし、みなお互いの立場、考え方を尊重しつつ、ひとつの音楽をつくるという同じ目的に向かって練習を重ねております。

沿革
■活動履歴■ {最近の活動は「活動紹介」ページをご覧ください。

-2003年3月-
大学合唱団にて一緒に歌っていた仲間であった常任指揮者の小林氏と団長の佐藤が発起人となり、OB/OG仲間13名と、その友人2名の計15名が集まり発足。
当時まだ名前はなかった。

-2003年4月-
団員投票により、「混声合唱団ブルーメンクランツ」に名称決定。

-2003年6月-
このころから第1回演奏会の練習を開始。団員は18名に増。初回からいきなり「委嘱つき・オケつき・トッパンホール」という活動規模の割には大胆な目標を掲げ、団員30名達成・演奏会の大成功を夢見て本格的な活動をスタート。

-2003年7月-
いまや当団に欠かせない重要なメンバーの一人、ピアニストの久住さんが初登場。 不思議なご縁であっという間に相思相愛!?以後ずっと来ていただいて伴奏&指導をお願いすることに。

-2003年夏-
本Webサイトを通じ、ぼちぼち見学者が増えだす。

-2003年秋-
見学者から定着してくださる方が増え、団員20名を達成。11月には山中湖で初の合宿を開催。練習・交流とも充実した時間をすごす。

-2004年初頭-
遂に団員30名を突破。団員一同歓喜に沸く。

-2004年春-
春合宿、オケ合わせを経ていよいよ本番に備える。

-2004年6月19日-
飯田橋トッパンホールにて第1回(創団記念)定期演奏会を開催。前売り券は売り切れ、実施の来場者数もトッパンホール408席中来場350名様と、創団初年度にしては奇跡的といっていい条件で初の演奏会を大成功裡に終了。会場アンケート結果もなかなか好評で、「お客様に感動していただける演奏ができる団体」を目指すにあたり、上々の第一歩を歩みだす。

-2004年10月24日-
2年目の新しい試みとして、春合宿を開催した東京スポーツ文化館にてロビーコンサートを開催。

-2004年11月-
千葉・岩井での秋合宿、2005年演奏会に向けて始動を始める。

-2005年春-
週1回の練習を着実に進め、5月に高尾での春合宿・6月の2回のオケ合わせを実施。

-2005年6月25日-
御茶ノ水・日本大学カザルスホールにて第2回定期演奏会を開催。前回より来場者数も増えて388名にご来場いただく。「戦後60周年 生きるということ」というテーマで選曲され、戦争を知らない世代が音楽を通して「生きる」ことの大切さをメッセージにこめたステージは、好評を博した。

-2005年10月1日-
第2回定期演奏会で委嘱初演した浅井暁子先生作曲「宿想」を携え、東京都合唱コンクール「一般部門グループA」に出場。出場団体19団体中13位となり、さらなる技術向上を目指す。

-2006年2月-
コンクール出場に伴い、年度中盤の合宿の時期を遅くし、名称も「秋合宿」から「冬合宿」に変更。伊東温泉バウムホール若竹にて定演に向けての音楽作りを行う。

-2006年6月-
昨年に引き続き、高尾で定演直前合宿を開催。また6月25日には東京都合唱祭に初出場。午前中のEブロックに出場し、会場の好評を博す。同日オケ合わせを実施、

-2006年7月8日-
昨年に続き、御茶ノ水・日本大学カザルスホールにて第3回定期演奏会を開催。来場者数は365名。「モーツァルト生誕250周年記念!?」を掲げつつモーツァルトの楽曲がアンコールのみという前代未聞のプログラムに賛否両論分かれつつ、本邦初演楽曲や演技つきステージなど、意欲的な取り組みを行う。

-2006年10月7日-
東京都合唱コンクール「一般部門グループA」に出場。課題曲は、信長貴富「とむらいのあとは」(混声合唱とピアノのための「初心のうた」より)(詩:木島始)、自由曲は、第3回定期演奏会で演奏したJean Sibeliusの「Rakastava」。出場団体19団体中9位となり、銅賞を受賞。さらなる技術向上を目指す。

-2007年2月-
2月3日、新宿区主宰の新宿ステージ・フェスタに参加し、松本望「二人の幸福について」、W.Byrd「Ave verum corpus」を演奏。2月10日から12日まで、岩井海岸「小池荘」にて2泊3日の合宿を実施。音楽の基礎を固めたほか、コーラスサロンや海岸での有志体操など、エンターテインメント関係も充実。

-2007年5月-
今年も高尾の森で直前合宿を実施。集中した練習でコンサートへの手ごたえをつかむ。

-2007年6月-
箏あわせ、室内楽あわせを経て、6月16日(土)にトッパンホールで第4回定期演奏会を開催。会場席数がやや減ったにも関わらず、来場者数は364名と、昨年と同水準を保ち、満席率90%を達成。「日本語と合唱音楽」というテーマのもと、様々な形の日本語曲に取り組む。山田香「『額田女王』中大兄皇子の章 熟田津にて」を委嘱初演。好評を博す。

-2007年9月30日-
東京都合唱コンクール「一般部門グループA」に出場。課題曲は、パレストリーナ「ヨハネは崇められよ」(G.P.da Palestrina "Valde honorandus est")、自由曲は新実徳英 『三つの優しき歌』より 「爽やかな五月に」(詩:立原道造)。入賞はならなかったが「勝った試合より負けた試合のほうがより多くのことを学ぶ」という言葉を胸に、さらなる技術向上を目指す。

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以降の活動は「活動紹介」ページをご覧ください。
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