演奏会のお知らせ

混声合唱団ブルーメンクランツの、演奏会のお知らせと過去の演奏会情報です。

[最終更新:2017年6月30日]

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■第14回定期演奏会■

混声合唱団ブルーメンクランツ 第14回定期演奏会

〜信仰の旅路〜

指揮、解説、バリトン:小林昭裕
ソプラノ:大隅智佳子
室内楽:東京アーティスティック・ソロイスツ with 久住綾子
合唱:混声合唱団ブルーメンクランツ

日時 2017年6月17日(土) 17:30開場 18:00開演
会場 新宿区立四谷区民ホール
(東京メトロ丸ノ内線 「新宿御苑前」2番出口(大木戸門)より徒歩5分)

演奏会チラシはこちらです
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■演目紹介
【1st Stage】
 グレゴリオ聖歌《クレド(信仰宣言)》第3番より
 千原英喜 混声合唱のための《おらしょ》より 第2楽章
 ウェーバー 歌劇《魔弾の射手》より〈静かに、静かに、敬虔な祈りよ〉
 平井康三郎 《六段幻想曲》(詩:凡河内躬恒)


【2nd Stage】
 ブラームス《ドイツレクイエム》(室内楽版)
■演奏会コンセプトについて
本演奏会では、〜信仰の旅路〜をテーマに、キリスト教信仰を動機として日本に根付いた西洋音楽と、キリスト教世界に生まれながらキリスト教を脱して普遍的な信仰の念を描こうとした音楽、そして、文化の伝播を介したそれらの相互のかかわりについて取り上げます。

前者として、隠れキリシタンの音楽として現代まで途絶えることなく伝えられた「おらしょ」を題材とした千原英喜氏の作品ほか数曲、そして後者として、作曲家自身が《人類のためのレクイエム》と表現し、敢えてキリスト教の要素を薄めた歌詞が採用された、ブラームスの《ドイツレクイエム》を演奏いたします。

《ドイツレクイエム》といえば、日本では合唱もオケも大編成で演奏されることが多い作品ですが、今回は室内楽版の編曲にてお届けします。中規模編成ならではの、緻密でクリアな音楽をお楽しみください。
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■第13回定期演奏会■

混声合唱団ブルーメンクランツ 第13回定期演奏会

〜いろとりどりのうた〜

指揮:小林昭裕
ピアノ:久住綾子、田上英江

ソプラノ:大隅智佳子
ジャズバンド:東京アーティスティック・ソロイスツ

合唱:混声合唱団ブルーメンクランツ

日時 2016年6月18日(土) 17:30開場 18:00開演
会場 慶應義塾大学 藤原洋記念ホール(協生館2階)
(東急東横線・東急目黒線・横浜市営地下鉄グリーンライン 日吉駅 徒歩1分)


演奏会チラシはこちらです
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■演奏会コンセプトについて
いろとりどりの日々を、私たちは生きている。

このたび九州地方で発生した一連の地震において被害に遭われた方々に、心よりお見舞いを申し上げます。

混声合唱団ブルーメンクランツ第13回演奏会のテーマは「いろとりどりのうた」。

古今東西、「色」に関わりのある作品を集めました。
人の力の及ばぬ出来事や、大小の悩みに直面しながらも、いろとりどりの日々を生きることができることへの感謝。
そして全ての人にそういった日々があるようにという願いを、この演奏会を通じてお伝えできたらと思います。
・R. ホワイト《光にして日なるキリスト》 その3
英国のホワイト[1538-1574]による、ラテン語の詞による4曲構成の作品から、今回は「3」のみを演奏します。
私たちが「色」を見ることができるのは光があるからこそ。
いま闇の中にある人にも、いつか光が届き、心を安んじる日が来ることを願い、オープニングとして歌います。
・信長 貴富 混声合唱曲集《いろとりどりのうた》(詩: 川崎 洋)
「今回は敢えてエンターテイメント的な要素を重視しました。」(信長氏本人による楽譜のまえがきより)
川崎 洋のウィットに富んだいろとりどりの詩に、信長 貴富[1971-]ならではの親しみやすい音楽をつけた8曲の作品から、6曲を抜粋し、演出をつけたシアターピースとしてお届けします。
・P. ウースベルク《夕べ》
弱冠29歳にして俳優・作曲家・合唱指揮者として国際的に活躍するエストニアのペルト・ウースベルク[1986-]による、ア・カペラ合唱作品。
空を赤色に染めながら訪れる夕暮れの時間を、穏やかに描写しています。
・W.トッド《Mass in Blue》
クラシックにジャズの要素を取り入れた音楽といえば、ガーシュウィンの《ラプソディ・イン・ブルー》がまず挙がるでしょう。
では、もしミサ曲にジャズの要素を取り入れたら?
そのようなコンセプトで作曲されたのが、トッド[1970-英]によるこの《Mass in Blue 》です。
「人と人を出会わせる音楽」と作曲家自身が呼ぶ、「ミサ・イン・ブルー」の世界をどうぞお楽しみください。
・G. ヴェルディ歌劇《ナブッコ》より〈行け、我が想いよ、金色の翼に乗って〉(編曲: 田上英江)
エピローグには、イタリアでは「第2の国歌」とも呼ばれる、ヴェルディ[1813-1901]による名曲中の名曲をお届けします。
歌劇《ナブッコ》で、バビロニアに敗れたヘブライの人々が金色の翼に託したものは、祖国への愛。
国も時代も異なりますが、その歌に込められた想いは、きっと私たちにも困難に立ち向かう勇気を与えてくれるはずです。
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■第12回定期演奏会■

混声合唱団ブルーメンクランツ 第12回定期演奏会

〜戦後70年 その日私たちはそこにいなかった〜

指揮:小林昭裕
ピアノ:久住綾子
ソプラノ:大隅智佳子
テノール:児玉和弘
バス:金沢平
東京アーティスティック・ソロイスツ
 オルガン:清水奏花 / チェロ:伊藤修平
合唱:混声合唱団ブルーメンクランツ

日時 2015年6月20日(土) 17:30開場 18:00開演
会場 武蔵野市民文化会館小ホール(JR三鷹駅徒歩13分)


演奏会チラシはこちらです → [PDFファイル] /  [表(jpegファイル)] [裏(jpegファイル)] ← 
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■演奏会コンセプトについて
太平洋戦争終結から70年を迎える本年の演奏会のテーマは
〜戦後70年 その日私たちはそこにいなかった〜 です。
我々はみな戦争を知らない世代ですが、戦争体験者から直接戦争の悲惨さを聞いた世代でもあります。
戦争体験者がどんどん少なくなっていくこれからの時代、我々が先達の体験を後世に伝えていかなければなりません。
我々にとっての伝達手段、それは「うた」です。

「その日そこにいなかった」世代ではありますが、
平和であることの尊さ、自由に音楽できることの素晴らしさ
を歌いあげたいと思います。
■演目紹介

【1st Stage】
  ・P.コルネリウス《レクイエム》(詩:F.ヘッベル)
ドイツ語詩によるアカペラのレクイエムで幕開けです。
コルネリウスは1824年生まれのドイツの作曲家で、ワーグナーとも親交がありました。
彼の名は今では歌劇《バグダッドの理髪師》の作曲者として音楽史上に残るのみですが、
この8分ほどの短い《レクイエム》は、死者たちの声を激しくも雄弁に表現する、知られざる名曲と言っていいでしょう。

【2nd Stage】
  ・三善晃 混声合唱とピアノのための《その日-August 6-》(詩:谷川俊太郎)
2007年広島の「合唱団ある」により初演された、7分ほどの曲です。
「その日」とはもちろん、広島に原子爆弾が投下された日です。
この作品の新しさは、作詩家、作曲家とも「その日」を体験していない立場から描かれた点にあります。
「その日そこにいなかった」原罪感を胸に、不協和音や複雑なリズムによって「悲惨」、ブルースによって「風化」、アカペラの美しい協和音によって「祈り」が表現されています。
この難曲に、果敢にも挑戦したいと思います。久住綾子のピアノにも注目です!

【3rd Stage】
  ・B.チルコット《ヨハネ受難曲》 ※本邦初演※
メインステージでは、今や世界的に人気の作曲家、チルコット[1955- 英]による《ヨハネ受難曲》を演奏いたします。
この曲は、バッハの同名作品と同様、新約聖書「ヨハネによる福音書」18〜19章 イエスの受難を題材にしています。
本曲は聖書の言葉によりドラマが進行し、"Meditation"と名付けられた合唱曲と、"Hymn"(=讃美歌)が挿入されています。
福音史家(エヴァンゲリスト)のテノール、イエス役のバス、アリアを担当するソプラノには、今、日本で活躍中のソリスト陣を揃えました。
壮麗な響きのパイプオルガンと共に、ご期待ください!

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■第11回定期演奏会■

混声合唱団ブルーメンクランツ 第11回定期演奏会
〜優しき歌、その愛〜

−立原道造生誕100周年に寄せて−

指揮:小林昭裕
ピアノ:久住綾子
ソプラノ:大隅智佳子
管弦楽:東京アーティスティック・ソロイスツ(コンサートミストレス:廣瀬麻名)
合唱:混声合唱団ブルーメンクランツ

日時 2014年6月21日(土) 17:30開場
 18:00開演
会場 トッパンホール(江戸川橋駅徒歩8分/後楽園駅徒歩10分/飯田橋駅徒歩13分)

演奏会チラシはこちらです [表(jpegファイル)]  [裏(jpegファイル)] 

〜優しき歌、その愛〜

夢みたものは ひとつの幸福
ねがったものは ひとつの愛

〜「夢みたものは……」(1938年)〜

 多くの作曲家が合唱曲や歌曲の題材として取り上げている詩集「優しき歌」を書いた立原道造(1914-1938)は、今から100年前に東京・日本橋に生まれました。
 そのたった24年の生涯で、建築家として生計を立てながらも書き続けられた詩の数々は、現在も色あせない繊細な魅力を湛え、歌い継がれるにふさわしい輝きを放っています。

 私ども混声合唱団ブルーメンクランツは第11回定期演奏会の開催にあたり、今年生誕100周年を迎える立原道造と、彼の創造の源泉となった「愛」をテーマとした演奏会を開催します。
■主な演目の紹介■

  S. リーク 《Kondalilla》
  木下牧子 《夢みたものは》
  鈴木輝昭 《混声合唱とピアノのための「四つの優しき歌」》
  G. フォーレ 《レクイエム》Op. 48

■演目解説■

ステファン・リーク《Kondalilla》
 オーストラリアで活躍するステファン・リーク(1959-)による、声によるサウンドスケープ。
 Kondalillaとは、オーストラリア・クイーンズランド州に実在する滝の名称で、アボリジニの言葉で「急ぐ水」という意味をもちます。
 (出典:クイーンズランド州政府公式ホームページ)
 本演奏会では、滝のありさまを声で表現する本作品を用いて、立原道造が最後の恋人と頻繁に訪れた軽井沢の地の情景を表現します。
鈴木輝昭 《混声合唱とピアノのための「四つの優しき歌」》 (詩:立原道造)
T 序の歌 / U さびしき野辺 / V 樹木の影に / W 朝に
 立原の《優しき歌》を詞として採用した合唱曲は多々ありますが、今回はその中から、鈴木輝昭(1958-)の作品を取り上げます。
 立原の美しい世界を表現する本曲のメロディアスな音楽は、超絶技巧のピアノと様々な拍子が交錯するリズムに支えられています。
 当団の2014年度のほとんどは、このリズムを攻略するために費やされてきました。その成果は…乞うご期待。
  ガブリエル・フォーレ《レクイエム》Op. 48
 立原道造の代表作の一つである「優しき歌」の題は、彼が愛聴していた歌曲(フランスの作曲家ガブリエル・フォーレ(1845-1924)がヴェルレーヌ(1844-1896)の詩に曲をつけたもの)から取られたと言われています。
 今回は、フォーレの数ある合唱曲の中でも最も著名な《レクイエム》を通じて、立原が実際に聞いたであろう音楽、愛した世界を体感いただきます。
本演奏会では、これらの楽曲を軸に、立原道造が生き、感じた世界を表現します。
立原は、昨年公開された某有名アニメ映画のモデルのひとりである詩人・堀辰雄の親友でもありました。
西洋の影響をダイレクトに受けつつも、古き良き日本の価値観を残した
唯一無二の時代の空気を感じていただけましたら幸いです。

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■第10回定期演奏会■

混声合唱団ブルーメンクランツ 第10回定期演奏会
〜創団10周年記念 私たちが歌う理由〜

指揮:小林昭裕
ピアノ:久住綾子
ソプラノ:大隅智佳子
バス:金沢平
管弦楽:東京アーティスティック・ソロイスツ(コンサートミストレス:廣瀬麻名)
合唱:混声合唱団ブルーメンクランツ

日時 2013年6月22日(土) 17:30開場 18:00開演
会場 トッパンホール(江戸川橋駅徒歩8分/後楽園駅徒歩10分/飯田橋駅徒歩13分)
後援 東京都合唱連盟

演奏会チラシはこちらです [表(jpegファイル)]  [裏(jpegファイル)] [裏:PDFファイル] 
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10年歌うにゃ、理由(わけ)がある!?

「本気のアマチュア」、10年間の総括。
2003年、「若手社会人向け合唱団」としてスタートした当団は、今年創団10周年を迎えます。
「歌う」「演じる」「創る」―“普通の社会人”が、限りある時間の中で続けてきた10年間の挑戦の数々。
その集大成を、皆様にお届けします。
■演目紹介
【1st Stage】

  ・大森誠 《私が歌う理由》 (詩:谷川俊太郎)
演奏会の始まりを飾るのは、バリトン歌手でもある音楽監督・小林昭裕による独唱。
三善作品の同名曲との違いをお楽しみください。
  ・三善晃 混声合唱のための《地球へのバラード》 (詩:谷川俊太郎)

    T わたしが歌う理由 / U 沈黙の名 / V 鳥 / W 夕暮 / X 地球へのピクニック
谷川俊太郎氏の独特の詩の世界を巧みに表現した、変化に富んだ曲調で愛好者の多い名曲。
しかし!実際はかなりの難曲で、快適に聴いていただくには歌い手の努力と忍耐が必要不可欠。
頑張ります!!

【2nd Stage】

  ・レイモンド・マリー・シェーファー 《ナルキッソスとエコー》 ※シアターピース形式上演
様々な実験的合唱曲で知られるシェーファー氏が、2009年に東京混声合唱団の委嘱により作曲したラテン語による
シアターピース。
動きやホール全体を使った表現はBKの「お家芸」ですが、今回はいろんな意味で拡大発展する予定。
どこで何が起きるか予想できない、スリリングなステージをお楽しみあれ。

※シアターピース形式
1970年代より作曲されるようになった日本独特の合唱音楽の形態。
通常の演奏スタイルでは得られない表現効果を得るため、朗読やせりふ、移動や振り付けなどを用いて、
独特の「音楽的空間」の生成を目指す。
主体はあくまで音楽であり、芝居は副次的である点がオペラやミュージカルとは異なる。

【3rd Stage】

  ・野本洋介 《めぐる》 (詩:米田夕歌里) ※委嘱初演
BKは様々な同世代の作曲家に作品を委嘱し、初演してきました。
今回、「いのちを嗣ぐ」をテーマに、節目のメインステージを委嘱したのは第1回定期演奏会以来、
共演の機会が多い野本洋介氏(2013年現在、読売日本交響楽団打楽器奏者)。
すでに吹奏楽作品では著名な氏の初の合唱作品を、「トロンプルイユの星」で第34回すばる文学賞を受賞した
米田夕歌里氏の書き下ろしによる、みずみずしくも奥深い歌詞でお届けします。
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■第9回定期演奏会■

混声合唱団ブルーメンクランツ 第9回定期演奏会
〜この国のかたち〜

指揮・バリトン:小林昭裕
ソプラノ:大隅智佳子
アルト:新宮由理
テノール:新海康仁
管弦楽:東京アーティスティック・ソロイスツ(コンサートミストレス:渡邊弘子)
合唱:混声合唱団ブルーメンクランツ

日時 2012年6月16日(土) 17:30開場 18:00開演
会場 トッパンホール(江戸川橋駅徒歩8分/後楽園駅徒歩10分/飯田橋駅徒歩13分)
後援 東京都合唱連盟

演奏会チラシはこちらです [表面]  [裏面]


■演目紹介
G.F.ヘンデル《メサイア》 BKディレクター's カット版 (シアターピース形式上演)
(G. F. Händel "Messiah" Chor BlumenKranz original director's cut version)
■演奏会コンセプトについて
この国のかたち—私たちは何を求めてきたのか?そしてこれから、何を求めていくのか?

ヘンデル《メサイア》といえば、「ハレルヤ・コーラス」を筆頭に、クラシックにそれほどなじみのない人でもタイトルぐらいは知っているような超・有名作品。
創団以来希少作品の演奏にこだわってきた私どもブルーメンクランツ(以下、BK)としては異例の王道的選曲ですが、もちろん「普通の」メサイアを普通に演奏して終わる…わけがありません。

今年のBK「メサイア」は、「BKディレクター's カット版」として上演いたします。
BKディレクターとは、当団のディレクター(音楽監督)である小林昭裕。
彼は今回の演奏会にあたり、ヘンデルが遺した《メサイア》の構成と名曲の数々を生かしつつ、現代日本に生きる我々の感覚と問題意識に訴えかける物語を構成したいと考えました。
このテーマの実現にあたり、本来の《メサイア》の楽曲を取捨選択しつつ、いくつかの現代合唱作品を挿入して、「この国のかたち」という演奏会の副題、そして「メサイア」というキーワードを題材とした全く新たな物語を再構築しました。
今回はこの「物語」の表現のため、全曲を通してシアターピース形式(下記※印参照)にて上演いたします。

これは・・・「メサイア」!? 真相は、当日ご自身でお確かめください。
<挿入予定曲>
  ・一柳 慧 混声合唱とチェロのための 《詩の中の風景T》より 〈原っぱ〉
  ・Veljo Tormis 《鉄への呪い》(Raua Needmine)
  ・Ēriks Ešenvalds 《大海の一滴》 (A drop in the ocean)
※シアターピース形式合唱曲
1970年代より作曲されるようになった日本独特の合唱音楽の形態。
通常の演奏スタイルでは得られない表現効果を得るため、朗読やせりふ、移動や振り付けなどを用いて、独特の「音楽的空間」の生成を目指す。
主体はあくまで音楽であり、芝居は副次的である点がオペラやミュージカルとは異なる。
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■第8回定期演奏会■

混声合唱団ブルーメンクランツ 第8回定期演奏会
〜「ふえ」と「こえ」のコラボレーション〜


指揮:小林昭裕
ピアノ:久住綾子
フルート:横山蘭子 佐々木萌絵
尺八:田嶋謙一
吹奏楽:東京アーティスティック・ソロイスツ
合唱:混声合唱団ブルーメンクランツ

日時 2011年6月11日(土) 17:30開場 18:00開演
会場 トッパンホール(江戸川橋駅徒歩8分/後楽園駅徒歩10分/飯田橋駅徒歩13分)

演奏会チラシは [こちら] 


震災の被害にあわれた皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

私どもは、社会人合唱団として、団員一人ひとりがいち早い復興のためにそれぞれの社会的役割を全うしながらも、このような世の中においても、一人でも多くの方に音楽を聴いていただく機会を提供したいと考えました。

■演奏会コンセプトについて
「ふえ」と「こえ」。
管楽器奏者と歌い手は、息(呼吸)を使って音楽を奏でるという意味でかなり近しい存在です。
また、学校には吹奏楽部と合唱部の両方、もしくはどちらかがある場合が多く、多くの子供たちにとって「ふえ」と「こえ」は、アンサンブルの楽しみに出会うきっかけでもあります。
ところが、そのように近しいはずの吹奏楽と合唱には、意外とコラボレーションの場は多くありません。
場が少ないだけでなく(もしくは場が少ないからこそ?)吹奏楽と合唱のための音楽作品自体も、案外少ないように思います。

今回はその、「ふえ」と「こえ」のコラボレーションにとことんこだわったプログラムをお届けします。
定番の日本語合唱曲から、BKとしても久々のシアター・ピース、王道のラテン語ミサ曲まで、バリエーションに富んだステージ構成で皆さんをお待ちしています。

■演目紹介

【1st Stage】

  ・林光 《混声合唱、ピアノ、一対の笛のための「鳥のうた」》 (詩:木島始)
    1.春うらら/2.ゆきかう渡り鳥/3.空の文字/4.消える名まえ/5.見守るつらさ
    6.啄まれたいひと/7.すばらしい嘘/8.おとずれ待ち/9.たよれる星/10.たねは旅する
本作品は、林光(1931-)が、G.レホツキー(1901-1979)の絵と木島始(1928-2004)の詩による絵本「木のうた」に触発され、木島が新たに書き下ろした詩に曲をつけたもので、自然の営みや時の移ろいを美しい言葉で描きながらも、戦争で息子を失った老女(オミナ)を物語の軸に据えた、非常に明確な反戦歌でもあります。
混声合唱とピアノのための日本語合唱曲はあまた存在しますが、この「鳥のうた」は、さらに「一対の笛」が加わるユニークな作品で、そのことが独特の世界観の広がりを生み出しています。

【2nd Stage】

  ・柴田南雄 《追分節考》
1973年に作曲された、日本民謡の素材のみで構成された合唱と尺八のための作品です。
即興性の高いシアター・ピースであり、ホール全体を使った空間音楽でもあります。
BKにとって久々の「動く」ステージに、乞うご期待。

【3rd Stage】

  ・ブルックナー 《ミサ曲第2番ホ短調》
  (Josef Anton Bruckner: Messe Nr.2 E-moll)
    1.Kyrie/2.Gloria/3.Credo/4.Sanctus/5.Benedictus/6.Agnus Dei
合唱と吹奏楽(オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3)という、ラテン語ミサ曲としては変わった編成の作品です。
録音は多数出版されており、比較的人気のある作品ですが、この編成の特殊性のため、ライブで聴ける機会は意外と少ないものです。この貴重な機会を、お見逃しなく!
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■秋のアフタヌーン・ミュージック・サロン in ニセコ■

〜合唱、バリトンソロ、ピアノ、そして器楽アンサンブル〜

日時:2010年9月19日(日) 14:00〜15:30

兄弟団の混声合唱団エーレンクランツとともに、創団以来初の演奏旅行を行いました。
行き先は北海道ニセコ!
【詳細はこちら】

[演奏旅行写真]
合唱だけでなく、ゲスト出演者&指導陣によるプロの演奏も無料で聴けてしまうお得なコンサートでした。
ご来場のみなさま、ご協力くださったみなさま、どうもありがとうございました。
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■第7回定期演奏会 〜滅びの美学-死をみつめて〜■

混声合唱団ブルーメンクランツ
第7回定期演奏会 〜滅びの美学-死をみつめて〜


指揮:小林昭裕
ピアノ:久住綾子
箏:花岡勢伊子
ソプラノ:大隅智佳子
テノール:新津耕平
オルガン:浅井美紀
管弦楽:東京アーティスティック・ソロイスツ(コンサートミストレス:廣瀬麻名)
合唱:混声合唱団ブルーメンクランツ

日時 2010年6月26日(土) 17:30開場 18:00開演
会場 トッパンホール(江戸川橋駅徒歩8分/後楽園駅徒歩10分/飯田橋駅徒歩13分)
後援 東京都合唱連盟


演奏会チラシは [表] [裏・地図等:PDFファイル] 
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■演奏会コンセプトについて

ことさら言うまでもなく、誰にとっても、ひとつしかない命は大切なものです。そして「死」もまた、誰にでも等しく訪れる、人生における大切な節目だと言えます。

古来より、洋の東西を問わず、「死」を題材として様々な芸術作品が生み出されてきました。文化や歴史の違いを超えて、人類がこのように共通したテーマの作品を生み出してきた背景には、いたずらに「死」から目を逸らさず、「いかに生きるか」を考えることの延長として「死」を捉えてきたことを示していると思います。

今回の演奏会では、「死」もしくは「旅立ち」に関連した作品を取り上げ、「死」を穢れではなく美しいものとして捉える、もしくは見送ることについて考えてみたいと思います。

美しき死とは、文字通り「一所懸命」に生きた先にこそあるものだと信じて。

■演目紹介

【1st Stage】

  C.ジェズアルド 《わが愛しの人よ》
  (Carlo Gesualdo: Dolcissima mia vita)

  メンデルスゾーン, F. B. オラトリオ《エリア》作品70 第一部 より
   7.「主はなんじのために、み使いたちに命じ」

  (Mendelssohn, Felix Bartholdy: Oratorium "Elias" Op. 70, Erster Teil
   "7. Denn er hat seinen Engeln befohlen")

  小栗 克裕 混声合唱とピアノのための《ラクリモサ》
各国の「死/旅立ち」を題材とした小品を集めました。
イタリアの狂気の天才、ジェズアルド[1566?-1613]のマドリガーレ、
ドイツのメンデルスゾーン[1809-1847] の著名なオラトリオ《エリア》から安らかな旅立ちを祈る一曲、
そして日本からは身近な人の死を契機に作曲され、鐘のようなピアノが印象的な小栗克裕[1962-] の《ラクリモサ》を取り上げます。

【2nd Stage】

  西村朗 混声合唱と独奏二十絃箏のための《先帝御入水》
「N響アワー」司会でもおなじみの西村朗[1953-] が『平家物語』の安徳天皇入水のシーンを題材として作曲した《先帝御入水》を、箏とともに演奏いたします。

【3rd Stage】

  B.チルコット 《レクイエム》本邦初演
  (Bob Chilcott: Requiem)
本年(2010年)3月世界初演されたばかりの、イギリスの人気作曲家チルコット[1955-] による《レクイエム》を本邦初演でお届けします。
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■第6回定期演奏会 〜くりかえしからの再出発〜■

混声合唱団ブルーメンクランツ
第6回定期演奏会 〜くりかえしからの再出発〜

指揮:小林昭裕
オルガン:浅井美紀
ピアノ:久住綾子 / 石川眞佐江
室内楽:東京アーティスティック・ソロイスツ(コンサートミストレス:廣瀬麻名)
合唱:混声合唱団ブルーメンクランツ

日時 2009年6月27日(土) 17:30開場 18:00開演
会場 トッパンホール(江戸川橋駅徒歩8分/後楽園駅徒歩10分/飯田橋駅徒歩13分)
後援 東京都合唱連盟



宣伝チラシは →[こちら](PDFファイル)← 
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■演奏会コンセプトについて

一般に合唱団では「第5回」「第10回」といった5で割り切れる回の演奏会を「記念演奏会」と位置づけることが多いように思います。
私ども混声合唱団ブルーメンクランツ(BK)においても、昨年の第5回定期演奏会を「創団5周年記念」と位置づけ、ひとつの節目として扱いました。

とすれば、「第6回」は、ひとつの節目を終えたあとの新しいサイクルの始め、ということになります。

混声合唱団ブルーメンクランツ第6回定期演奏会は、このようにBKの新たなサイクルの始まりを自ら宣言する演奏会と位置づけ、「〜くりかえしからの再出発〜」と題して、「繰り返しつつも、また新しくあること」をテーマとしたプログラムをお届けします。
■演目紹介

【1st Stage】

  J.S.バッハ 《モテット5番「来たれ、イエス来たれ」》
  (Johan Sebastian Bach: Mottete 5 "Komm, Jesu, komm" BWV 229)
BKの再出発宣言は、合唱における「繰り返し」の王道ともいえる、J.S.バッハの作品で幕を開けます。第1ステージの曲、モテット「来たれ、イエス来たれ《("Komm, Jesu, komm" BWV229)は、これまで数多の合唱団により幾度も歌われてきた名作です。

バッハの音楽そのものが教えてくれる「発展しながら繰り返すことの美しさ」、そして私たちBKが、かつて多くの合唱団がしてきたようにこの曲への挑戦を「繰り返す」こと、この二重の繰り返しをもって、今回の演奏会のテーマを提示します。
【2nd Stage】

  信長貴富 《混声合唱とピアノ(四手)のためのゴールドベルク讃歌》(詩:谷川俊太郎)
続く第2ステージでは、2008年2月に初演されたばかりのまだ新しい曲、信長貴富の《ゴールドベルク讃歌》を演奏します。
本作品は詩人・谷川俊太郎がバッハの《ゴールドベルク変奏曲》に寄せて書いた32行の詩を歌詞としたもので、ところどころにバッハのイメージが現れつつも、音楽としては純粋に谷川俊太郎の詩の世界を表現するものとして作曲されています。

本作品はタイトルにもあるとおり、四手によるピアノ連弾を伴います。
当団ピアニスト久住綾子は、ソロピアニストとしての活動のほかにピアノ・デュオコンサートをこれまでに2回開催しており、今回はそのパートナーである石川眞佐江をゲストピアニストに迎えて演奏いたします。
【3rd Stage】

  P.ヴァスクス 《我らに平安を与えたまえ》(弦楽合奏版本邦初演)
  (Pēteris Vasks: Dona nobis pacem)
第3ステージでは、プロ演奏家からなる小オーケストラ「東京アーティスティック・ソロイスツ」との共演にて、ラトヴィアの作曲家ヴァスクス(Pēteris Vasks: 1948-)の作品を演奏します。
ヴァスクスの作風は、前衛音楽の一手法である「ミニマルミュージック」(一定の短い旋律を反復させる手法。現代の私たちに身近なものとしてはテクノ音楽が代表的。)を“噛み砕いて”取り入れたもので、現代作品ならではの表現や和音がところどころに現れるものの、そこから現れる音楽の味わいはむしろ、バッハやバーバーに似ています。今回取り上げる作品も、非常に大きなスケール感を持った美しい作品です。
【4th Stage】

  A.ペルト 《テ・デウム》(2007年改訂版)
  (Arvo Pärt: Te Deum)
メインとなる第4ステージでは、エストニアの作曲家ペルト(Arvo Pärt: 1935-)の作品を演奏します。
単純な繰り返しの作風ゆえ、ペルトは「ミニマルミュージック」の作曲家とされますが、本人は自分の作風をティンティナブリ(鐘鳴らし)様式と呼んでいます。というのも、三和音の構成音を鐘のように鳴らすからです。
《テ・デウム》でありながら華やかさ、派手さとは無縁の静謐で美しい作品となっています。
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■第5回定期演奏会 〜ありがとう!創団5周年記念〜■

混声合唱団ブルーメンクランツ
第5回定期演奏会 〜ありがとう!創団5周年記念〜

指揮/バリトン:小林昭裕 ピアノ:久住綾子
ソプラノ/演出:大隅智佳子
黙役:荒木崇司
重唱:ブルーメンクランツ・ゾリステン
管弦楽:東京アーティスティック・ソロイスツ(コンサートミストレス:小寺里奈)
合唱:混声合唱団ブルーメンクランツ

日時 2008年6月14日(土) 17:30開場 18:00開演予定
会場 杉並公会堂(JR中央線・東京メトロ丸ノ内線荻窪駅北口徒歩7分)




■演奏会コンセプトについて

BKは2008年3月で満5周年を迎え、次回の定期演奏会は記念すべき第5回となりま す。毎年日本にあまたの合唱団が生まれ、そして消えてゆくなか、BKがつつがな く維持発展を続けられていることは、とても恵まれたことだと言えるでしょう。 この幸運に感謝して、次回演奏会のテーマはすばり「ありがとう!」としました。

この「ありがとう!」にはさまざまな意味があります。

まず、団員ほか、BKを通じて出会うことが出来た、あらゆる方々への感謝です。 BKは、いろいろな出会いを私たちにもたらしてくれました。一生の友人、人生の パートナー、さらには新しい命…。これらは、私たちが歌をうたわなければ、そ してひょんなことからBKに加わらなければ出会うことさえなかったはずなので す。このような奇跡があるでしょうか。

さらには、団員たちがこのようにうたい続けるにあたっては、理解のある家族、 寛容な職場、そして何よりも、とりあえずの平和と幸福を享受できる社会・・・ 感謝しなくてはならないものが、本当にたくさんあります。

第5回定演ではこのような奇跡と幸運に恵まれていることを喜び感謝したく、さ まざまな感謝の賛歌を集めました。

しかし私たちが歌を続けられるこの世界の一方では、様々な問題が厳然として存 在していることも確かです。「昔は良かった」というつもりは毛頭ありません が、幸せを追い求める余りに現代社会が失ったものも多いことでしょう。BKでは 社会人団体として、音楽を通じてこういった問題をも示唆できる合唱団でありた い、と願っています。

そこで、この演奏会では、お越しいただく全ての皆さんに感謝の意を示しつつ、 現代社会の抱える問題についても考えていただけるようなプログラムをお届けし たいと思っています。

■演目紹介

【1st Stage】

 W.A.モーツァルト[1756-1791、墺] 《テ・デウム K.141》
 (Wolfgang Amadeus Mozart / Te Deum K.141)

 F.P.シューベルト[1797-1828、墺]  《サルヴェ・レジーナ(めでたし、女王)D.386》
 《詩篇第92篇 「安息日のための歌」D.953》

 (Franz Peter Schubert / Salve Regina D.386, Psalm 92:Zum SabbatD.953)
今年はBK名物の「オーケストラ付き楽曲」で華々しく幕を開けます。前半はモー ツァルト、後半はシューベルトのアカペラという超・メジャーな組み合わせ。 (曲は少々マニアックという説もありますが・・・)意外と正統派クラシック楽 曲をあまり歌っていないBKですが、果たしてどんなモーツァルト&シューベルト に仕上がるのでしょう?お楽しみに。
【2nd Stage】

 松本望[1980-、日] 幸福についての三章(委嘱初演) (詩:寺山修司)
 (Nozomi Matsumoto / Three fragments about happiness(Commissioned Works))
     1.小さな恋の物語
     2.かなしくなったときは
     3.二人の幸福について
   
第2ステージは、これまたBK名物「若手作曲家への委嘱作品」をお届けします。 今回は、松本望さんの委嘱ステージです。第3回定演で委嘱した《二人の幸福に ついて》に新曲2曲を加え、全3曲の組曲をお届けする予定です。既にいくつか 作品を刊行し人気を博している松本さんの新作に、乞うご期待!
【3rd Stage】

 寺嶋陸也[1964-、日]《水になった若者の歌》
 (Rikuya Terashima / What happened to a young man in a place where he turned to water)
    饗宴の歌
    水になった若者の詩1 2 3
    子守唄

 S.ドブロゴス[1956-、米→瑞]《テ・デウム》(本邦初演)
 (Steve Dobrogosz / Te Deum)
第3ステージでは、日米の人気作曲家による「21世紀のうた」をお聞きくださ い。

《水になった若者の歌》は、2004年に慶應義塾大学混声合唱団楽友会によって委嘱初演された新しい作品で、ネイティヴ・アメリカンの伝承をもとにしたテキストを歌います。 彼らの宗教は日本と同じ自然そのものを崇拝する「原始宗教」です。 この曲は、“神なる自然”への感謝をうたうことで、その大切な自然を自ら破壊し失おうとしている現代人に警鐘を鳴らします。

一方、《テ・デウム》は、そのアメリカから自然豊かなスウェーデンに移住したジャズピアニスト/作曲家のスティーヴ・ドブロゴスの作品です。ドブロゴス氏については近年、合唱界でも人気が高まっているようです。同氏の作品で既に日本国内でも聞ける機会が増えているのは《ミサ》ですが、BKは今年の演奏会のテーマに合わせ、《テ・デウム》を取り上げます(本邦初演)。 《テ・デウム》については、この演奏会の冒頭でもモーツァルトの作品を演奏しますが、邦題は「主よ、あなたに感謝し」であり、その内容はまさに感謝の賛歌です。しかし、モーツァルト(1756年生まれ)とそのちょうど200年後に生まれたドブロゴス(1956年生まれ)における感謝の表現はまったく異なり、おそらくこれが同じテーマを扱った曲なのかと驚かれる方も多いのではないかと思います。

感謝に始まり感謝に終わるこの演奏会を通じて、私たちの皆様への感謝の気持ちを受け取っていただくと同時に、人類のこの200年の功罪、そして今後めざすべき道についても何らかの思いを馳せていただければ、私たちにとってこれほどうれしいことはありません。
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■第4回定期演奏会 〜日本語と合唱音楽〜■

混声合唱団ブルーメンクランツ
第4回定期演奏会 〜日本語と合唱音楽〜

指揮:小林昭裕 / ピアノ:久住綾子 / 箏:安藤珠希
独唱:大隅智佳子・土崎譲・新津耕平
室内楽:東京アーティスティック・ソロイスツ(コンサートミストレス:筒井志帆)
合唱:混声合唱団ブルーメンクランツ

日時 2007年6月16日(土) 17:30開場 18:00開演予定
会場 トッパンホール(飯田橋駅徒歩13分/江戸川橋駅徒歩8分)



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★入場料金は¥2,000となります。(全席自由)★


■演奏会コンセプトについて

当団の音楽監督、小林昭裕の故郷である伊勢では、2013年の第62回式年遷宮(20年に一度、伊勢神宮の神殿を新たに建て直し、古くから受け継がれた資産を全て新しい宮に引っ越す行事)に向けて、2006年から2007年にかけて、「お木曳き」(おきひき)と呼ばれる一大行事が行われるそうです。伊勢の人々にとって、新たな神殿に用いられる材木である「御用材」を神宮まで運ぶこの行事は、神の領地に住む民、いわゆる「神領民」である伊勢の民の特権として、特別な思い入れがあるのだそうです。

今年のプログラムは、この20年に一度のお祭りにインスピレーションを得て、「日本語の曲」「日本人のアイデンティティを考えさせる曲」にこだわりました。ご覧のとおり、全て日本の作曲家による日本語の楽曲で統一されています。

我々が今親しんでいる合唱音楽とは、西洋の文化・宗教・建築物といった環境の中で生まれたもの。一方、日本の風土の中では合唱というものは自然発生しませんでした。しかしながら、日本に生まれ日本に育った我々は、間違いなく合唱音楽を愛しています。

今年の演奏会では、日本人である我々が行える合唱へのアプローチとは何なのか?ということを、(1)日本語の音について(音響的美しさ) (2)伝統芸能と合唱 (3)いわゆるオーソドックスな日本語合唱曲 (4)邦楽器と西洋楽器の対峙、という4つの視点で考えてみたいと思います。
■演目紹介

【第一ステージ】小アンサンブル・ステージ

  北爪道夫[1948‐] 混声合唱曲 「廻る歌」
  (Michio Kitazume / Mawaru-Uta)
最初に、団員選抜による「ブルーメンクランツ・ゾリステン」の小アンサンブルをお楽しみいただきます。本作品は2001年に「新しいうたを創る会」によって委嘱初演された歌曲集「遊び歌集」の最終曲を、2003年日本合唱協会のために、作曲者自身が混声合唱に編曲し献呈したものです。歌詞は回文(上から読んでも、下から読んでも同じ文)になっており、「日本語の音響的美しさ」を追求した作品となっています。
【第二ステージ】無伴奏シアター・ピース

  柴田南雄[1916-1996]「遠野遠音《〜柳田国男「遠野物語」および東北民謡による
  (Minao Shibata / "Tono-Tone" from Tono monogatari by Kunio Yanagida and folk songs in Tohoku)
  1. 山之神歌
  2. 遠野郷は(遠野物語一)
  3. 田植踊
  4. 白望の山(遠野物語三十三)
  5. 南部馬方節/南部子守唄
本作品は、20世紀の日本の偉大な作曲家・音楽学者であった柴田南雄が晩年の1991年に「合唱委嘱・初演団体『創る会』」のために作曲した、シアター・ピース形式を含む無伴奏合唱曲です。
シアター・ピースとは、1970年代より作曲されるようになった日本独特の合唱音楽の形態で、通常の演奏スタイルでは得られない表現効果を得るために朗読やせりふ、移動や振り付けなどを伴って、独特の「音楽的空間」を生成する作品のことを言います。(お芝居のように動いたりせりふが付いたりすることもありますが、目指しているものが芝居ではなくてあくまでも音楽である点が、オペラやミュージカルとは異なります。)
本作品のテーマは、東北の民俗と伝統。西洋音楽のスタイルを取りながら、いかに我々のDNAにしみこんだ伝統芸能、伝統的精神を表現するか。難しいテーマですが、我々ならではのチャレンジ精神で意欲的に取り組んでまいりたいと思います。
【第三ステージ】ピアノ付き合唱曲

  新実徳英[1947-] 混声合唱とピアノのための「三つの優しき歌」(詩:立原道造)
  (Tokuhide Niimi / "Three Songs of Gentleness" for Mixed Chorus and Piano)
  1. 爽やかな五月に
  2. 落葉林で
  3. 夢みたものは・・・
第三ステージは、BKとしてはむしろ珍しい!?「いわゆるオーソドックスな日本語合唱曲」を取り上げます。多くの合唱団が取り上げ、一定の人気を博している作品こそ、お客様の耳をごまかすことはできません。自己満足に陥らず、お客様を楽しませる演奏ができるよう精進してまいります。BKがこの名作をどのように料理するか、ご期待ください。
【第四ステージ】管弦楽付き合唱曲ステージ

  山田香[1978-] 委嘱作品「『額田女王』中大兄皇子の章 熟田津にて」
  (Kaori Yamada / Commissioned Work: "NukatanoOhkimi" Nakanoohenoohji no sho Nikitatsu nite)
すでにBK名物となりつつある今年の委嘱作品は、記念すべき第1回で「でんきち」を書いていただいた山田香さんに再びお願いすることになりました。今年は・・・和風シリーズの締めくくりということで、邦楽の楽器である「箏」を交えた室内楽付き合唱作品を、BKのために書いていただきます。曲のテーマは、額田女王。大化の改新から始まる大きな歴史の流れに翻弄された一人の女性の運命を歌う、大河ドラマ的作品・・・?なのでしょうか。(実はまだ完成待ちの段階なので、推測です。)ともあれ、BKのことをよく知ってくださっている山田さん、そして小林の友人であり、若き箏の名手である安藤さんとのコラボレーションは、日本の合唱界に新風を吹き込む素晴らしい作品になるに違いありません。今年の目玉作品、お聞き逃しのないように!!
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■第3回定期演奏会 モーツァルト生誕250周年記念!?■

混声合唱団ブルーメンクランツ
第3回定期演奏会 モーツァルト生誕250周年記念!?

指揮:小林昭裕 / ピアノ:久住綾子 / 独唱:大隅智佳子
管弦楽:東京アーティスティック・ソロイスツ(コンサートミストレス:小寺里奈)
合唱:混声合唱団ブルーメンクランツ

日時 2006年7月8日(土) 17:30開場 18:00開演予定
会場 日本大学カザルスホール(御茶ノ水駅徒歩5分)



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★入場料金は¥2,000となります。(全席自由)★


■演奏会コンセプトについて

第2回定演はテーマが戦後60周年ということでかなり落ち着いた選曲でしたが、今回の第3回定演は、その反動…というわけでもないですが、これまでのBKの演奏会のイメージを裏切る(?)かなりぶっ飛んだ演奏会となりそうです。
今回のテーマは、「モーツァルト生誕250周年記念!?」です。
といっても、モーツァルトの曲はプログラムにはひとつも入っていません。というのも、普通バースディプレゼントには、祝われる人自身が作ったものを贈りませんよね?というわけで、今回は天国にまします我らがモーツァルトの生誕250年に寄せて、モーツァルトにまつわるさまざまな作曲家の作品をプレゼントしたいと思います。
Herzlichen Glueckwunsch, Wolfgang!(おめでとう、ヴォルフガング!)
■演目紹介

【1st Stage】外国語ア・カペラ曲ステージ

  ヨハン・ゼバスチャン・バッハ[1685-1750、独] 「主よ、私を祝して下さるまでは」
  (Johan Sebastian Bach / Motette "Ich lasse dich nicht, du segnest mich denn" BWV Anh.159)
今年の第1ステージは、モーツァルトも敬愛した、J.S.バッハのモテットを取り上げます。しかしこの曲は「偽作」とされ、J.S.バッハの手によるものと断定できないものです。一説にはヨハン・クリストフ・バッハ作とも言われますが、詳細は未だ上明です。作曲者が誰であれ、この曲が名曲であることは間違いありません。BK初の二群合唱をお楽しみ下さい。
【2nd Stage】演出つきステージ 擬歌劇「苦悩の夫婦生活 (+_+)」

 1. リヒャルト・シュトラウス[1864-1949、独]歌劇「ナクソス島のアリアドネ」プロローグより 「さあ、仲直りしましょう」
  (Richard Strauss / "Seien wir wieder gut!" from Opera "Ariadne auf Naxos")
 2. 青木愛[1979-、日] 「祝婚歌」(舞台初演)
 3. ジャン・シベリウス[1865-1957、フィンランド]「恋するもの」(指揮:中村太郎)
  (Jean Sibelius "Rakastava")
   (1)恋するもの Rakastava
   (2)愛する人の通る道 Rakastetun tie
   (3)こんばんは−さようなら Hyvaailtaa,lintuseni
 4. 松本望[1980-、日] 「二人の幸福について」(世界初演)

今年の第2ステージは例年と趣向を変え、演出つきステージをお送りします。
このステージはR.シュトラウスの歌劇「ナクソス島のアリアドネ」の本歌取りの形を取っています。というのも、R.シュトラウスは台本作家ホフマンスタールと組んで、モーツァルトのオペラを下敷きにしたオペラを多く書いているからです。本来の「ナクソス島〜」では、本編の劇中劇でギリシャ神話が演じられますが、今回はモーツァルト夫婦の生活を様々な曲で描きます。とはいっても、もちろんフィクションです(笑)。

<第一場>まずプロローグが、ほぼ「本歌」に近い内容で描かれます。新進気鋭の作曲家が書いた真面目な恋愛歌劇と、ツェルビネッタ率いる大衆劇団によるドタバタ劇が同時に演じられることになりました。作曲家は自分の芸術が汚される!と嘆きますが、ツェルビネッタに言いくるめられ同時上演を承諾してしまいます。(R.シュトラウス「さあ、仲直りしましょう」

<第二場>ここから本編です。ヴォルフガングとコンスタンツェの結婚式で幕が開きます。披露宴で友人たちが新郎新婦のために贈る曲として青木愛「祝婚歌」が演奏されます。青木愛作品は3年連続の登場となります。この曲は、昨年団員同士の結婚に際し青木氏から贈られました。舞台での演奏は今回が初演となります。

<第三場>ところが二人の結婚生活は時が経つにつれて冷めたものになっていきます。ある日、いつものようにヴォルフガングが飲んだくれて帰宅したことから、夫婦喧嘩が勃発!たまたまつけたテレビのドラマに見入る二人。内容は韓流ドラマ顔負けの北国の純愛劇(…として、シベリウス「恋するもの」が演奏されます)。針葉樹の森、雪の大地を背景に、愛する二人が出会い、別れるまでを描く美しい作品です。作曲家のお気に入りらしく、無伴奏男声合唱、弦楽伴奏、弦楽合奏など様々な形態に編曲されています。ヴォルフガングとコンスタンツェは、ドラマによって愛の素晴らしさを再確認し仲直り。そして、最後に夫婦の愛を讃えて大団円(松本望「二人の幸福について」)となります。今年の委嘱作曲家は松本望氏です。氏は、東京文化会館主催、第3回上野の森コーラスパーク「合唱作品コンクール」で優勝し、将来の合唱界を支えるであろう逸材です。笑いあり感動あり(?)の擬歌劇は、ちょっとひねりの効いたピアノつきの「愛の讃歌」で締めくくられます。
【3rd Stage】管弦楽付き合唱曲ステージ

 クリストフ・シェーンヘル[1952-、独]マニフィカト(聖母感謝唱)<本邦初演>
 (Christoph Schoenherr "Magnificat〜The Groovy Version of OX")

  1. 私の魂は主を崇め Magnificat anima mea
  2. この卑女にも Quia respexit
  3. 力ある方が Quia fecit
  4. 主はその腕で力を振るい Fecit potentiam
  5a. 力あるものを Deposuit potentes
  5b. 卑しいものを Et exaltavit humiles
  5c. 飢えた人を良いもので満たし He has satisfied the hungry
  6. 主はその僕イスラエルを助け And how he has helped
  7. 栄光あれ Gloria patri
  8. はじめにあった如く Sicut erat
第3ステージは、「モーツァルトさん、あなたの後輩にはこういう人がいるんですよ。」ということで、現代ドイツの作曲家の作品を選びました。しかも神童と呼ばれたモーツァルトの生誕を祝うには、マニフィカトが相応しいでしょう。
クリストフ・シェーンヘルは、現在ドイツで活躍中の作曲家で、ハンブルク音楽大学で後進の指導にもあたっています。この「マニフィカト」は2005年8月、つまり昨年世界初演されたばかりの出来立てほやほやの曲で、ドイツ南部の都市、オクセンハウゼンにて毎年行われている、若い音楽家たち対象のセミナーのために書かれました。 かのジョン・ラターの「マニフィカト」のように、親しみやすいメロディを基本に置き、ジャズ、ロック、サンバ、ファンクなど様々な音楽を盛り込んだ、とても楽しいものになっています。乞うご期待!
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■第2回定期演奏会 戦後60周年〜「生きる」ということ■

混声合唱団ブルーメンクランツ
第2回定期演奏会 戦後60周年〜「生きる」ということ

指揮:小林昭裕 / ピアノ:久住綾子 / 独唱:ブルーメンクランツ・ゾリステン
管弦楽:東京アーティスティック・ソロイスツ(コンサートミストレス:小寺里奈)
合唱:混声合唱団ブルーメンクランツ

日時 2005年6月25日(土) 17:30開場 18:00開演予定
会場 日本大学カザルスホール(御茶ノ水駅徒歩5分)



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★入場料金は¥2,000となります。(全席自由)★


■演奏会コンセプトについて

当団も2年目に入り、まもなく2回目の定演を迎えることとなりました。
第1回定演では創団記念ということで、生きること・歌うことの喜びを前面に押し出し、比較的華やかなテイストでまとめましたが、第2回定演はどちらかというと悩み、苦しみ、祈りなどの意味合いを持つ歌が増え、ぐっと落ち着いた選曲となっています。

2005年が太平洋戦争の終結から60周年の年となることを踏まえ、第2回演奏会のテーマには"戦後60周年〜「生きる」ということ"としてみました。我々はみな「戦争を知らない子供たち」ですが、ただひたすらに自由に歌うことのできること、そのこと自体が平和の証であり、そのような喜びをもたらしてくれる「平和」「生命」の尊さを今回のコンサートを通じて改めて考えてみたいと思います。

メイン曲となる第3ステージは、フランスの作曲家Alfred Desenclos(アルフレッド・デザンクロ)のレクイエム。昨年のブリスに引き続きあまり知られていない作曲家の作品となりますが、これがなんとも、フランスらしい雰囲気に満ち溢れた美しい作品です。フォーレ・デュリュフレなどのレクイエムがお好きな方にはおそらく、気に入っていただけると思います。会場も日本大学カザルスホールに変更し、100席ほど増やすことができました。今年も、多くの皆様のお越しをお待ちしております。
■演目紹介

【1st Stage】外国語ア・カペラ曲ステージ

 1. ジョン・ベネット(1575?-1614) [英] "汝、安らかならざる想いよ(Ye restless thoughts)"
 2. パブロ・カザルス(1876-1973)[西→米]"おお、すべて道行く人よ(O vos omnes)"
 3. フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847)[独]
    "詩篇第43篇「神よ、我を審き」(Psalm 43 op.78: Richte mich, Gott)"
今年も第1ステージは、ヨーロッパの様々な時代のア・カペラ曲を取り上げました。「生きる」というテーマに基づき、全て人間が生きる上で経験する、何らかの感情を表現した曲になっています。

1.は昨年の1曲目同様、イギリスのルネサンス末期/バロック初期の作曲家によるマドリガル(俗謡)です。曲だけ聴くと長調の朗らかな曲ですが、歌詞をよく聴くと…?そのギャップを是非、お楽しみ下さい。
2.は今回の会場の名前の由来にもなっている20世紀最高のチェリスト、カザルスの作品。こちらの曲では、旧約聖書「哀歌」より歌詞を採った「果てなく深い苦しみ」を歌います。
3.はメンデルスゾーンのモテットより1曲。第1ステージの締めくくりにふさわしい、荘厳な一曲です。
【2nd Stage】日本語曲ステージ

 1. 青木愛(1979-) "こもりうた"(詞:川崎洋) [改訂初演]
 2. 浅井暁子(1977-) "宿想〜アフガニスタンの子供たちより" [委嘱初演]
 3. 三善晃(1933-) "―ピアノのための無窮連祷による― 生きる"(詞:谷川俊太郎)
第2ステージでは、「いのち」に関連する、現代の日本語曲を取り上げます。

1は、昨年ひぐらしの声を模した合唱作品「ある時」で好評を博した青木愛氏の作品。元になった作品を、本演奏会のために改訂。赤ん坊を見つめる両親の温かい眼差しを描いています。
2は、今年の委嘱作品。浅井暁子氏は東京・ニューヨークで能オペラ「マクベス」が好評を博した注目の作曲家で、今年のコンセプトに沿った作品をということで、アフガニスタンの子供たちの生の言葉に題材を採ったインパクトある一曲を書いていただきました。戦争を憎む心、戦地でもかすかに灯り続ける希望、そして祖国への想い…世界のどこかで子供たちが宿している想いを、皆様と共有することができれば、と思います。
そして3は、昨年からずっとお世話になっているピアニスト久住綾子氏との初共演。三善晃氏の名作、「生きる」に取り組みます。第2ステージの総括として、私たちの等身大の「いのち」の重みを、改めて歌います。
【3rd Stage】管弦楽付き合唱曲ステージ

 Alfred Desenclos[1912-1971、仏] "Messe de Requiem"
 (アルフレッド・デザンクロ「レクイエム」)

  1.Introit et Kyrie
  2.Offertoire
  3.Sanctus
  4.Pie Jesu
  5.Agnus Dei et Communion
  6.Libera me, Domine
  7.In paradisum
デザンクロは、20世紀のフランスの作曲家で、吹奏楽の世界では「サクソフォン四重奏曲」などで有名です。このレクイエムはあまり知られていませんが(オルガン版はCDが市販されているが、入手が非常に困難)、実はフランスらしい和音がちりばめられた、なかなかの美曲です。今回は、団員選抜のゾリステンと小オーケストラと共に本曲を演奏予定。…本曲のオーケストラ版の音源は当団の調査の限り2005年2月現在未発売のようで、もしかすると今回の演奏会の録音で”世界初録音”となるかもしれません。乞うご期待。

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■秋のミニコンサート〜BlumenKranz in BumB〜■

秋のミニコンサート
〜BlumenKranz in BumB〜

日時:10月24日(日) 12:00〜13:00
会場:東京スポーツ文化館(BumB) ユース・スクエア

《会場へのアクセス》
江東区夢の島3−2(都立夢の島公園内) 03-3521-2551
JR京葉線・東京メトロ有楽町線・りんかい線 新木場駅徒歩約10分

《演奏曲目》
 ●詩集「のはらうた」より かたつむりでんきちによる4つの詩
   (詩 くどうなおこ/作曲 山田香)
 ●赤とんぼ (詩 三木露風/作曲 山田耕筰)
 ●Messiah〈メサイア〉よりHallelujah〈ハレルヤ〉
   (作曲 G.F.ヘンデル)
                             ほか

   指揮 熊井秀行/中村太郎  伴奏 眞野咲子
   合唱 混声合唱団ブルーメンクランツ

この秋、ブルーメンクランツ初の無料コンサートを開催します!
第1回定演でお披露目となった「でんきち」を始め、BKの愛唱歌を中心に編成した小さなコンサートです。入退場自由、お子様連れも歓迎の気軽なコンサートですので、是非お誘いあわせの上ご来場ください!!

※ちなみに会場は夢の島公園内にあります。お車でご来場の際は、夢の島公園第1駐車場をご利用ください。
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■第1回定期演奏会〜創団記念演奏会〜■

混声合唱団ブルーメンクランツ
第1回定期演奏会〜創団記念演奏会〜

指揮:小林昭裕 / メゾソプラノ:富岡明子 / フルート:横山蘭子
管弦楽:東京アーティスティック・ソロイスツ(コンサートミストレス:多川智子)
合唱:混声合唱団ブルーメンクランツ

日時 2004年6月19日(土) 18:00開場 18:30開演予定
会場 トッパンホール(飯田橋駅徒歩13分/江戸川橋駅徒歩8分)



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★入場料金は¥2,000となります。(全席自由)★


■演目紹介

【1st Stage】外国語ア・カペラ曲ステージ

 1. トマス・トムキンズ(1572-1656) [英] "Come, Shepherds, Sing with Me."
 2. スヴェン・ダヴィッド・サンドストレム(1942-)[瑞]"Hear my prayer, O Load"
 3. イゴール・ストラヴィンスキー(1882-1971)[露] "Ave Maria"
第1ステージは、ヨーロッパの合唱曲の歴史を意識した構成となっています。

1.はイギリスのルネサンス末期/バロック初期の作曲家によるマドリガル(俗謡)です。なかなか演奏されない珍しい作品ではありますが、オープニングにふさわしい非常に楽しく美しい曲です。
2.は最近他の合唱団でも演奏されることが多くなっている、スウェーデンの作曲家サンドストレムの作品で、英国の偉大な作曲家パーセルの未完作品「Hear my prayer, O Load」を編曲・補作したものです。その悲痛なる響きは人の心を打たずにはおかない、問題作といえます。
3.は、第3ステージの曲の作曲者ブリスにも大きな影響を与えた、偉大なるロシア人作曲家ストラヴィンスキーの名作です。
【2nd Stage】日本語ア・カペラ曲ステージ

 1. 武満徹(1930-1996) "混声合唱のための「うた」"より「さくら」
 2. 同、「死んだ男の残したものは」(詞:谷川俊太郎)
 3. 山田香(1978-) 詩集「のはらうた」より
   かたつむりでんきちによる4つの詩(詞:工藤直子)[委嘱初演]
 4. 青木愛(1979-) "ある時"(詞:山村暮鳥)
第2ステージでは、現代の日本語曲を取り上げます。

1/2は、合唱のお好きな方にはもはや説明の必要もないであろう名曲、武満徹先生の「うた」より2曲を取り上げます。これまで様々な合唱団により愛唱されてきたこれらの曲を、私どもがどのように理解し表現できるかにご期待ください。
3/4は、まさにこれから世に出て行くであろう作曲家の方々の作品になります。山田、青木両先生とも東京芸大大学院出身。山田先生の作品に関しては今回の演奏会のための委嘱作品、また青木先生の作品に関しては、東京芸大にて初演されて以来の再演となります。
【3rd Stage】室内楽付き合唱曲ステージ

 Arthur Bliss "Pastoral: 'Lie strewn the white flocks'"
(アーサー・ブリス「パストラル:羊の群れは野に安らう」:全8曲)

  1.前奏--オーケストラ
  2.THE SHEPHERD'S HOLYDAY(羊飼いの聖日)--合唱+オーケストラ
  3.A HYMN TO PAN(牧神パンへの賛歌)--合唱+オーケストラ
  4.PAN'S SARABAND(パンのサラバンド)--フルートソロとオーケストラ
  5.PAN AND ECHO(パンとエコー)--合唱+オーケストラ
  6.THE NAIAD'S MUSIC(ナイアデスの調べ)--合唱+オーケストラ
  7.THE PIGEON SONG(鳩の歌)--メゾ・ソプラノ・ソロ、フルートソロ+オーケストラ
  8.SONG OF THE REAPERS(刈り取る者の歌)--合唱+オーケストラ
  9.フィナーレ--オーケストラ
  10.THE SHEPHERD'S NIGHT SONG(羊飼いの宵の歌)--合唱+オーケストラ
第3ステージでは、小オーケストラとメゾソプラノ・ソロをお迎えして、これまた珍しい作曲家、アーサー・ブリスの作品を演奏します。「パストラル」とはすなわち「牧歌」。羊飼いの生活と伝承・神話を、古今の詩人による美しい英語、鮮やかなメロディと妙なる和音で描いた佳作です。

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